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枝光一区のまちづくり

 ○ 校区まちづくりモデル事業



平成12年から14年度の3年間、住民自らが自分達のまちをつくることを目的とした「校区まちづくりモデル事業」が実施されました。枝光一区では以下のような活動を行いました。

 ○ 平成12年度 まちの見直しと意識づくり



「まちづくりとは何か」「住民と専門家との協働で何ができるか」という基本的なコンセンサスづくり。

1 地域を知ることからはじめよう

対象:枝光南まちづくり協議会役員、委員、センター職員

@マップづくりのための学習会
 3回実施、10/1611/2012/18
 第三月曜日 1900
 講師 九州大学講師 志賀 勉氏

A「まちあるき」の実施〜地域の情報収集
 1月21日(日)上本町地区
 2月18日(日)山王地区

B情報の集約作業、空家、空地の現状、
 ひとりくらし年長者の現状など

2 各種既存事業を活性化

地域住民の交流を深め、住みよいまちづくりと地域拠点としての市民センター機能を強化することを目的に、既存の4つの事業を地域行事として活性化した。

@もちつき大会
 (1月14日 日曜日 担当:青少年育成会)
 参加者 : 約600名

A百人一首大会
 (1月27日 土曜日 担当:山王児童館)
 参加者 : 64人

B囲碁大会
 (3月17日 土曜日 担当:年長者クラブ)
 参加者 : 約50名

C区民レクレーション
 (3月18日 日曜日 担当:青少年育成会)
 行き先 : 能古島アイランド・パーク
 参加者 : 89名

 ○ 平成13年度 具体策の立案、地域情報の収集



具体策の検討 : 九州大学大学院人間環境学府の授業とタイアップ。
大学院生が地域の住環境、コミュニティの実施を地域住民とともにリサーチ、意見交換しながら具体的な4つの提案(すきま、空き地、駐車場、果樹)をまとめ、それを受けて今後の検討を行った。

  【学生が描くまちづくり提案】

 

 

 

提案者

 

九州大学大学院人間環境学府

 

 

 

 

 

空間システム専攻および都市共生デザイン専攻

 

 

 

 

 

大学院生14人・4グループ(演習指導 志賀講師)

 

発表順

チーム

提案内容

構成員

すきまチーム

枝光で見出した「すきま」的空間を利用して快適な歩行空間の提案を目指す。

吉柳智彦
賀来郁子
河島重行
山口奈緒子
林青

空家チーム

枝光の空家問題を元に調査・分析した報告書をまとめた上で、バリエーションに富んだ「空き家の使い方」を提案する。

緒方裕久
田平陽子
中山宗清
西村博之

駐車場チーム

駐車場の有効利用と車を利用した斜面での生活を支援するサービスのあり方を提案する。

河野良和
中村聡
古川亜矢子
宮城光行

果樹園チーム

地域内に果樹園を作り、食べられる景観整備を行うことにより斜面地居住の新しいスタイルを提案する

阿部諭香里
高木万貴子
高地可奈子
宮城雄司


以上の提案は平成14年2月18日(月) 19:00〜 枝光南市民センターにて枝光一区の住民に発表された。

 ○ 平成14年度具体案にもとづく取り組みの実施


@ふれあいマップづくり

地域の情報の中で一番身近な情報として各町内会ごとの役員、民生委員、ふれあいネットワーク協力員などが記   載された地図を作成。
地域全体を管理するため、市民センターのパソコン上で管理できるようシステムづくりを行った。

A「オーチャード ・ スロープ(果樹の小路)計画」

九州大学院生からの提案の中から最初の取り組みとして実施。
枝光一区を果樹でいっぱいにし、明るい景観とうるおいのある町並みを目指すもの。
3月までに約60本の苗(キンカン、カボス、サクランボの3種)を配布、植樹した。

【成果と課題 】

まちづくり協議会が地域で果たすべき役割と行動力を高めるため、イベント型事業ではなく、地道ではあるが着実に地域住民の意識の向上を目指した活動を行ってきた。自分たちの地域は自分たちで考えることが基本であり、主体はあくまで住民であるが、まちづくりを専攻する学生の取り組みと連携できたことで、ややもすると閉塞的になりがちな地域活動に新しい展開をみいだせたことが特徴的である。

こうした活動の成果は、これまで地域が育んできたボランタリーな住民活動の積み重ねと、モデル事業指定で受けた資金的・人的支援によるところが大きい。今後、よりよい活動を継続するためには組織体制の充実や活動資金の確保が必要であり、地域全体で考えていくことが重要である。
また、今回の事業で専門家とのかかわりの重要性も認識できた。専門的アドバイスを今後どのような形で得るか、また、専門家と関わるとき地域はどういう準備をしておかねばならないかを検討することも重要な課題といえる。

 ○ ふれあいマップ



校区まちづくりモデル事業をきっかけに、地域の各団体がそれぞれにもっていた情報を集めることができた。
それらの情報を市民センターで一元的に管理するためにパソコンを購入。
一番身近で必要な情報を町内会ごとに整理し、各戸に配布した。
記載されているのは町内会の地図、組町内会長、となり組長、ふれあいネットワークボランティア協力員の連絡先など。16年度は防犯灯の位地などを追加する予定。

ふれあいネットワークマップ

  オーチャードスロープ計画



九州大学大学院生からの提案をうけ、まちづくり協議会が取り組んでいる事業。
枝光一区らしい景観をつくりあげることを目的に、気候、風土にあう果樹を増やしていきたい。
配布する苗はキンカン、カボス、サクランボ等を選んだ。海が近く斜面の多い土地にあうからである。
平成15年3月8日に1回目の配布をし、平成16年3月までに4回の配布を終えた。


<苗の配布状況>

キンカン
カボス
サクランボ
姫リンゴ
ブルーベリー


枝光一区内約180ヶ所に配布

この果樹は枝光一区住民みんなのものとわかるように、プランタースティックがつけられている。
地域のみんなで、共通のものを育てることで住民同志のコミュニケーションが深められる。
果樹を植えることのみが目的ではなく、その作業を通して、人間関係が育まれることを期待したい。
この地域の空家・空地は地域の問題のひとつだが、地域のみんなで、あいた空間を利用したり、管理していく方策へのあしがかりとなることも期待できる。

ジャンボタクシー



北九州市の「おでかけ交通事業」の一環として、平成12年10月31日からジャンボタクシーが走り出した。
高齢化率の高い高台地区のひとつ、枝光(北・南)地区の2地域において、商店街などの地域活性化と、高齢者等の買物、通院などの日常生活を支える足として活躍。日常的な交通手段の確保対策として、乗合ジャンボタクシー事業を実施するのは、全国的にも初めてである。

お買い物など、ちょっとしたお出かけに最適。
どこまでのっても150円こっきり。
便利でお得な「回数券」も車内で販売している。

 

しかし、運行は資金的に苦しい状況である。人にやさしいまち、枝光地区は何とか存続したいと努力中である。


都市交通政策課おでかけ交通ホームページはこちらから

http://www.city.kitakyushu.jp/~k3502020/odekake/edamitu.htm

のりあいタクシー

 




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