*あそびの学校
*劇団へいろく
*穴生郷土史委員会
少子化と向こう三軒両隣の崩壊により、路地裏遊びの環境が奪われ、子ども達は三つの間(仲間・空間・時間)をなくしてしまいました。群れ遊ぶ子どもの姿を見ない。路地裏は車社会に占領され、遊ぶ場所がない、公園や空き地で遊ぶ声も聞かなくなった。
私たちの時代は稲を刈った後の田んぼ、神社・お寺・池や川・資材などがある空き地が遊びのスペースで秘密基地だった。せめて子ども時代のあそび心、その楽しさを三つの間を亡くした子供たちに体験させたい、その思いからあそびの学校を立ち上げました。
冒険の森=ここは小高い里山を切り開いた上保公園、ソフトボール球場と、高圧線鉄塔の敷地となって、自然がそのまま残っている原生林、初夏にはヤマモモ、グミ、ビワが実り、秋にはシイ、どんぐり、ギンナンが拾える照葉樹林です。公園の樹木に孟宗竹を通した忍者ごっこ、露出した赤土の崖をロープ伝いに駆け登る冒険の場所、子どもの夢を育む秘密基地として最高なあそび場所となりました。
色々な賞を貰う為に活動したわけではありませんが、ユニークな事業としてマスコミからの取材も多くあり、朝日のびのび賞をはじめ県や市、その他の団体からも資金的な支援を受け、子どもたちと伝承的なあそびを中心に15年間楽しんできました。
あそびの学校 校長 瀬川正志 |