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北九州市立前田市民センター

TEL. 093-662-0552

〒805-0067 北九州市八幡東区祇園1-5-1

周辺の名所・旧跡THE NOTED PLACES

前田祇園

前田祇園1 八幡東区前田地区に古くから伝えられている前田祇園山笠は、仲宿八幡宮の祭礼(正確には、昭和36年、同社に合祀された八束髪神社の祭礼)に奉仕する氏子の山笠行事です。 その起こりは、室町時代初期、この地方を支配した麻生氏が、花尾山麓の広河原(のちの祇園原)に八束髪神社を建立し、領内の除疫、豊穣を祈願して京都八幡神社のスサノオノミコトを勧請し、祇園会を行ったことに由来するといわれています。山笠の形態は、明治時代中期までは笹山笠、同時代後期からは人形飾山笠も作られるようになりました。 祭礼の一週間前に行われるお潮井とりの行事がすむと笹山笠で地区内を巡行し、そのあと人形飾山笠に衣替えして御神幸に随従します。御神幸には、一番山笠・二番山笠・本宮山笠の3山笠が、仲宿八幡宮から神輿に従ってお旅所(旧八束髪神社跡地)まで、おくりだしをします。そこで山笠は神輿と別れ、それぞれの地区を巡行します。最終日の夜には、集団山見せ(山笠競演会)が行われます。祇園囃子は「据えばち・練りばち・追いばち」の3種で、大太鼓・小太鼓・鉦の楽器を用い、ほら貝を用いる時もあります。 ※「前田祇園山笠行事」は、平成13年3月30日、北九州市無形民俗文化財に指定されています。平成17年には、八百年祭を迎えました。
前田祇園2

前田の盆踊

前田の盆踊 江戸時代から明治時代にかけて行われていた地方歌舞伎の芦屋役者や植木役者の影響が大きいといわれる遠賀川流域系の盆踊りの一つです。 地元の伝承では、明応年間(1492〜1501)、大内氏に攻められた花尾城の戦死者を供養するために、その子孫や村人が踊り始めたといわれています。 大番傘の下に地方(三味線や太鼓を演奏する人)、地謡(唄う人)が位置し、その周りで輪踊りをしますが、同系統の盆踊りに比べて、手振りがいちだんと技巧的で繊細なことが特徴といえます。曲目は「みちのく」と「思案橋」の二種類で、間に「ほめ言葉」「返し言葉」が入ります。 往時は盆の8月13日から3日間と8月24日に踊られていましたが、現在は8月24日の地蔵盆の日と仲宿八幡宮の祭礼(春祭、夏越際、秋祭)や地元のさくらまつりで踊られています。 ※「前田の盆踊」は、昭和55年3月1日、北九州市無形民俗文化財に指定されています。

前田地域カルタ                    
   前田地域カルタ作成までの思いと経緯

 前田地域には長い歴史と文化が息づき現在も継承されています。しかし、ここ数年他地域から転入される方も多く、そのすばらしさを知らない方も少なくない状況です。そこで、この町のよさに気づき、歴史と文化を再発見していただければという思いで「前田地域カルタ」を作成しました。 
 作成は前田市民センター及び前田まちづくり協議会が中心となって行いました。カルタには「読み札」と「絵札」があります。読み札となる言葉は地域の方々、花尾小学校児童、花尾中学校生徒から募集しその中から読み札となる文を選定しました。集められた文には前田祇園山笠、仲宿八幡宮、祇園商店街等の地域に関することから人情味あふれる地域に関することまで様々な内容が寄せられ、この町の歴史や良さを多くの方々が実感していることが伝わりました。
 選定した文をもとに絵札を作成。絵は花尾小学校児童、花尾中学校美術部、八幡中央高校美術専攻の皆さんが協力してくださいました。読み札の題字は八幡中央高校書道専攻の生徒さんが担当し、書き上げてくださいました。
 こうして地域の様々な方々の英知と力を結集して「前田地域カルタ」が完成しました。完成後は、この地域カルタを使ったカルタ大会を実施、未就学児童から年長者までの様々な年代が参加して、地域交流の場となるすばらしい会になりました。その後も、他地域との交流等、様々な場でこの「前田地域カルタ」を活用し、この町の良さを再認識すると共に前田地域のすばらしさを知っていただく材料としています。
   第6代 前田市民センター館長  江口 徹

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総理大臣賞受賞作品



 ※ 現在は展示されておりません。

令和4年1月24日(月)から前田市民センター多目的ホールにて福岡県立八幡中央高等学校芸術コース
3年生、古賀聖愛さん
(花尾中学校出身)の作品を展示しています。
 古賀さんは、全国高等学校総合文化祭2020で内閣総理大臣賞を受賞しました。
 




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